[内科]健康診断 結果の数値で分かるポイント その1

この季節になると、会社で定期健康診断を受けられる方も多いと思います。今回は健康診断の様々な数値が何を表しているのか、その代表的なものをご紹介したいと思います。

まず健康診断の結果にはそれぞれの数値で、正常の範囲内、高め、低めなどの目安が記されていますね。社会保険に加入している方が会社で受けられる健康診断は、一般的な統一された基準なのですが、所沢市の場合、国保の方は市が指定する内容で検査項目があり、基準も所沢市独自の数値で評価がされます。

所沢市の基準は、通常よりも厳しめなので、再検査をしてみると、異常なしとなる場合も多いです。このように、判断基準にギャップがあったりもしますので、ただ異常の有無や再検査の有無を見るだけではなく、自分がどのような病気のリスクがあるかをきちんと知っておくことはとても大切です。

①LDLコレステロール/中性脂肪

LDLコレステロールは、一般的に悪玉コレステロールと言われるものです。また、中性脂肪は体内に脂肪として蓄えられたエネルギー源です。どちらも高すぎると、動脈硬化を引き起こす可能性があります。

この2つの数値が高いということは、主に食生活が原因となっていることが多いです。LDLコレステロールは、コレステロールが高い食べ物(卵黄、タコ、イカ、エビなどの甲殻類、貝類、魚卵、レバー・モツ・ホルモンなどの内臓等)を食べすぎていると高くなります。

中性脂肪は、食事より摂取したエネルギーを使いきらず、肝臓が脂肪として体内に蓄えたものです。高カロリーの食べ物を食べ過ぎて、消費エネルギーより多すぎた場合に、どんどん高くなっていきます。これらの数値が高かった場合、まず食生活を改善してみるのが良いでしょう。

②クレアチニン

クレアチニンとは、腎機能を診るための数値です。クレアチンという物質が代謝されクレアチニンという老廃物となるのですが、基本的にそのほとんどは腎臓でろ過され、尿として体外に排出されます。ろ過し切れなかったその一部が血液の中に残ります。

このクレアチンの数値が高いと、腎臓が正常に働いていない可能性があります。腎臓は自覚症状が無く、気づかないうちに悪くなることが多いので、この数値が高い場合は気をつけましょう。(ちなみに一般的には男性の方が少し高く、女性が低くなります。また腎機能は年齢と共に悪くなる場合が多いので、加齢によって徐々に数値が上がっていく場合があります。)

長くなってしまったので、次回その他の数値についてもご紹介していきます。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
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[アレルギー科]花粉症が引き起こす他のアレルギー

今年はスギ花粉の飛散量が多く、花粉症の方は苦労しているのではないでしょうか。3月半ばからはヒノキの花粉も飛んでいるとのことで、GW明けくらいまでは続きそうとのことですね。日本における花粉症患者さんの数は、この10年間で増加傾向にありますし、まさに国民病となっている状態ですね。

さて、先日のナッツアレルギーについてのブログでも少し触れましたが、スギ花粉に対するアレルギーは、他のアレルギー症状を誘発する場合があります。花粉ということでいえば、スギからヒノキ、ハンノキ、シラカバの花粉に対するアレルギーになる可能性があります。また、厄介なのがバラ科の植物へのアレルギーを引き起こすことです。バラ科には日常的によく食べられるフルーツが数多くあります。リンゴ、モモ、サクランボ、イチゴ、ビワなどです。

バラ科の植物へのアレルギーが発症した場合でも、いきなり全てのフルーツがダメになるわけではありません。人によって「コレはダメでもアレは大丈夫」とか、アレルギー反応は出ているものの、症状が軽く、食べても余り問題ははないようなケースもあります。ただし逆の可能性もあり、いきなり強いアレルギー反応を起こしてしまう場合もあります。

また、アレルギーは同じアレルゲンでも調理の仕方、食べ方によって出たり出なかったりということがあります。例えば大豆は、色々と形を変えて食卓に並びますね。豆腐、きなこ、もやし、納豆、豆乳などです。もやしは大丈夫でも豆乳はダメ、きなこは大丈夫でも豆腐はダメといったように、ものによって出る出ないがあるのです。アレルギーの出方は本当に千差万別なのです。

もし何らかのアレルギー症状が出てしまった場合、今の段階では基本的にはアレルゲンを除去するしかありません。ただし、スギ花粉の免疫療法では、他のアレルギーが出るのを抑えることができるといわれています。

もし、花粉症の方で、バラ科のフルーツを食べて「喉がイガイガする」、「唇や舌がビリビリする」などの症状が出た場合は、血液検査やプリックテストを受けたほうが良いかもしれません。

ちなみに花粉症は、マスクをきちんとすることで、花粉の体内への侵入を6割程度は防げるというデータもあるようです。また、コンタクトではなく、メガネにすることでも花粉を防ぐ効果があるそうですよ。

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[アレルギー科]色々なナッツ・アレルギー

タンパク質と良質な脂肪を含むので、健康に良い食材としてナッツ類がよく挙げられます。そのナッツ類もアレルゲンとなることがあり、食物アレルギーを引き起こします。

代表的なものがピーナッツアレルギーで、ピーナッツバターなどをよく食べるアメリカでは、とても患者さんの数が多いアレルギーです。またイスラエルでも多いといわれています。日本ではそれほどメジャーなアレルギーではありませんが、昔に比べると数は増えている印象です。

ところで「ナッツ類」と一緒くたにしてしまっていますが、実際には色々な種類がありますね。ピーナッツ、アーモンドをはじめ、カシューナッツ、マカダミアナッツ、・・・クルミもナッツのひとつです。

このようなナッツ類は、「鋼・目・科・属」などが細かく分かれています。つまり同じナッツといえど違う種類の植物ということです。例えば、「ピーナッツ」は「バラ亜鋼 マメ目 マメ科 ラッカセイ属」、「クルミ」は「マンサク亜鋼 クルミ目 クルミ科 クルミ属」に分類されています。

アレルギーの原因子となるアミノ酸の相同性は高くないので、全てのナッツにアレルギーが出るという人は少ないのです。(まれに全部ダメという方もいますが。)

だから厳密いうと「ナッツアレルギー」というものは無く、それぞれピーナッツアレルギーやマカデミアナッツアレルギー、クルミアレルギーがあるということですね。あるナッツにアレルギーが出てしまったとしても、全てのナッツを断つ必要はありません。どれに反応し、どれがダメで、どれが大丈夫なのか、きちんと検査をすれば分かります。

もしなんらかのナッツアレルギーになって不安な方は、きちんと検査を受けておきましょう。

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[アレルギー科]ピーナッツ・アレルギー花粉症との関連

前回はアメリカでのピーナッツアレルギー事情をご紹介しました。今回は他の国のアレルギー事情を少しご紹介したいと思います。

また日本ではアレルギーといえば、スギ花粉による花粉症が猛威を振るっています。今冬は暖かい日も多く、2月のかなり早い段階から花粉が飛んでいたようですね。これからがピークとなるはずですから、花粉症の方は、辛い季節になってきますね。

実はスウェーデンも花粉症大国として知られています。日本と同じように、花粉の季節になると、天気予報の中に「花粉の飛散予報」が入ってくるそうです。ただしスウェーデンの場合、スギではなく、ハンノキやシラカバの花粉が主な原因となっています。

厄介なのは花粉アレルギーが、似た因子をもつ他の食物アレルギーを引き起こすというところです。スウェーデンでは、シラカバの花粉症が原因で、ピーナッツアレルギーを引き起こすケースがかなりあるようです。日本では、シラカバの花粉症というのはほぼ考えられませんので、同様のケースは余りありません。スペインでも花粉症の人が多く、そこからモモなどのフルーツに対して、食物アレルギーになってしまうケースが多いようです。

花粉症の方で、フルーツを食べた時に口や唇がかゆくなったり腫れてしまったり、のどにイガイガ感が出た場合、他のアレルギーを併発している可能性はあります。早めに受診してくださいね。

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[アレルギー科]ピーナッツ・アレルギーの対処法と他アレルギーとの関連

食物アレルギーについて、「小さい時にはアレルゲンを食べさせない」→「アレルゲンはなるべく早いうちから食べさせた方がよい」という風に変っているという話題は、当ブログでも度々触れてきました。

これは当然日本だけではなく、世界的な流れです。例えばアメリカではピーナッツアレルギーの子供が非常に多いことで知られていますが、かつてはピーナッツを食べさせるのは3歳くらいからとされてきました。ところが実際にはピーナッツデビューを遅らせることで、アレルギーリスクがむしろ増えていることが分かり、今では固形物が食べられる月齢ならば、ピーナッツデビューをして構わない、むしろ食べさせた方がよいという方針に大転換されました。これは2017年のことなので、わずか2年前です。

それまではずっとエビデンス(科学的根拠)が無い状態で、アレルゲンを避けるということになっていたのですね。常識やコモンセンスというものが悪い意味でバイアスをかけてしまった最たる例でしょう。

ちなみにピーナッツアレルギーは、ローストした方が出やすく、油で揚げたほうが出にくいというデータがあるようです。調理方法でもアレルギーの出やすさは変わってくるものなのですね。

長くなったので今回はこの辺で。次回は花粉症とピーナッツアレルギーの関連性についてご紹介したいと思います。

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[小児科]「子供の体臭が気になる」という親御さんへ

病気の診察のついでに親御さんに聞かれることのひとつに「子供の体臭」があります。子供の頭が臭い、足が臭い、口が臭いなどなど、においに関することを気にする親御さんも多いようです。

結論から言ってしまうと、子供の体臭については余り気にする必要はないでしょう。子供は大人に比べて新陳代謝が活発で体温も高く、汗をよくかきます。また、昔と違い靴の生活が長くなったのも、足の臭いの原因のひとつになっているかもしれません。子供は自分では足をよく洗えていないことがあるので、気になる場合は大人がしっかりと洗ってあげるのもいいかもしれません。

口臭は口内細菌の数で決まります。しいて言えば口呼吸をしないように気をつけてあげること、気になるようなら子供用のマウスウオッシュ剤を使用してもいいでしょう。

余りやりすぎても、においの事で子供が傷ついてしまうこともあるかもしれません。子供の気持ちを考えつつ、対処していくのが良いですね。

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[内科]市販薬の漢方と処方薬の漢方の違いとは

今、特に女性の間で「漢方」が流行っているそうです。みなさんも風邪やお腹の調子が悪い時などに、漢方薬を飲んだことがあるのではないでしょうか。では、「漢方」とは何なのでしょうか?

「漢方」は「生薬」で作られたものです。「生薬」とは、植物や動物が成分となっているもののことを言います。例えば、葛根湯の「葛根」はクズの一種である植物、解熱や鎮痛作用のある漢方に多く用いられているカンゾウは、「甘草」という植物です。動物由来でいうと、「リュウコツ」 という生薬 は、大型哺乳類の化石化した骨(主成分は炭酸カルシウム)、「ボレイ」は牡蠣の殻です。

漢方薬は医療機関で処方されることもあります。民間療法との違いは、国が漢方薬として認めているかどうかです。処方薬と市販の薬との違いは、一般的に病院で処方される漢方薬の方が有効成分量が多いということです。また比較的副作用が少ないとも言われています。薬学部があるような大学には、大抵漢方を専門とする学科があります。

漢方薬が普通の薬と大きく異なる点は、「漢方は症状に対して処方する」ということでしょう。発熱ならこの漢方、関節痛ならこの漢方、胃の調子が悪いならこの漢方というようなイメージですね。ですので、本来の漢方薬の使い方としては、風邪に対し処方する場合、1種類をずっと服用するのではなく、風邪のフェーズによって、細かく薬を切り替えて使うのが正しいのだと思います。

漢方薬が効くかと聞かれれば、「おそらく効くであろう」という答え方になるのだと思います。漢方薬にはエビデンス(科学的根拠)が曖昧なものもあり、いわゆる西洋薬のように、病気に効くメカニズムがはっきりしていないからです。これまでの経験やデータの蓄積で薬効があるということの証左としているわけです。漢方の歴史は非常に長いですから、現代に残っている漢方薬は、人類が何千年も使ってきて効くものだけが残った、とも言えるかもしれません。

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糖尿病リスク予測ツール

以前のブログで「糖尿病は、初期の状態では自覚症状がほとんどない」ということを書きました。「検査の病気」と言われていて、その数値で分かることが多いのです。なかなか自分では分からない糖尿病のリスクを知る目安として、ちょっと面白いツールを見つけたので、ご紹介したいと思います。

国立国際医療研究センターがWEB上で公開している「糖尿病リスク予測ツール」というものです。

https://www.ncgm.go.jp/riskscore/

これは、現在の自分の身体状況をデータで入力すると、今まで蓄積された健診データを基に、3年以内の糖尿病の発症する確率を表示できるというものです。

身長・体重・年齢・血圧などはもちろん、既往症、高血圧の薬の服用の有無、さらに血液検査のデータを入力することで、より正確な予測を導くことができます。例えば、空腹時の血糖値・コレステロール、γ-GTPの数値等を入力します。

国立国際医療研究センターが公開しており怪しいものではありませんし、無料で、名前・住所・電話番号等の個人情報は入力する必要はありません。あくまで予測ツールですが、自分自身の身体の状態、糖尿病のリスクを知っておくという点では1度試してみるのも良いのではないでしょうか。

おそらくこれから春先にかけて、会社の健診を受ける時期になるかと思います。血液検査のデータをもらったら、やってみてはいかがですか?

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[内科]所沢市の感染症流行状況(2019/1/21現在)

所沢市の感染症の流行状況についてお知らせしたいと思います。

毎年年明け、学校の3学期が始まるタイミングで感染が大きく広がるインフルエンザですが、今シーズンはいつもより少早く、年末から患者さんの数が増えていました。現在、集団生活による流行が加わり、はらこどもクリニックでは、1日20人前後の患者さんがみえ、毎年のシーズンピークに近い数となっています。

小手指小でもインフルエンザによる学年閉鎖も出ているとのことですので、感染が疑われた場合には、早めに病院で診察を受けることと、人に伝染さないように、学校をはじめ、人の多い所に行かないようにしましょう。

胃腸炎については、1月に入ってもノロ・ロタ共にそれほど数はおらず、例年よりも少なく推移しています。

相変わらず多いのが「リンゴ病」です。今年は全国的に見ても直近5年で最も流行しているようです。

また、アデノウイルスによる気管支炎も出ています。発熱は余りありませんが、咳のほかに目の充血などが出る場合もありますので、注意が必要です。

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糖尿病の薬について

糖尿病は進行すると、重い合併症が現れる怖い病気です。また人工透析になってしまうと、通院に必要な時間も、治療に必要な費用もかかり、非常に大変になってしまいます。

ただし、今は良い薬が色々とあるため、早期に発見し、きちんと治療を行えば、かなり症状を抑えることができます。糖尿病になってしまうと、生活に様々な制約がかかるというイメージがあるかもしれませんが、はらこどもクリニックの糖尿病治療では、なるべく今までと変わらない生活、普通の生活を送ることができるようにすることをモットーとしています。

糖尿病の治療で最も大切なことは「きちんと続けること」です。メインは投薬になりますから、治療を続けるには自分に合った治療薬を選ぶことが重要です。糖尿病の治療薬はかなりの数が出ていますが、現在はらこどもクリニックで使用しているのは、飲み薬が6種類、注射が2種類になります。それぞれ服用・投薬の頻度や、血糖値を下げる効果が異なるものです。例えば1週間に1回のものもあれば、毎日飲むタイプのものもあります。一見すると、服用の頻度が少ない方が楽に思えるかもしれません。しかし、毎日定期的に飲む方が飲み忘れがないので良いという方もいます。

糖尿病は症状の出方も個人個人で異なりますし、既往症によっても薬の選択は変わってきます。性別・年齢・運動習慣・筋力・既往症などご自身の身体の状態とライフスタイルに対し、「腎臓を守る」・「低血糖を起こしにくい」・「薬価が安い」など、薬の特徴を照らし合わせ、最善の薬を選ぶべきです。

糖尿病の治療には、個人個人に合わせたコントロールが必要です。それには患者さんと医師とのコミュニケーション、信頼関係がとても大切です。日本の糖尿病患者さんは、このコミュニケーションが取れていないがために、治療が上手くいっていないケースが多くあるように思います。はらこどもクリニックでは、コミュニケーションを大切にして、患者さんひとりひとりに合った治療法を医師と患者さんで一緒に考えていきます。不安があったら気兼ねせず医師に相談すること。また、自分の生活で変えれない部分、変えたくない部分をしっかりと伝えてくださいね。

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