投稿者「スタッフはらこども」のアーカイブ

[小児科・内科]

代表的な夏風邪のひとつとして知られる手足口病。今年も7月中旬をピークとして勢いは弱まりましたが、9月に入り学校が始まって集団生活になり、依然として患者さんの数が多い状態でとどまっています。

手足口病はエンテロウイルスによる感染症です。その中で手足口病を引き起こす型は9種類確認されていて、感染する型が違えば何回も発症します。エンテロウイルスは非常に長く体内に留まるため、人に伝染す期間が長い(約4週間ほど体外にウイルスを排出すると言われています。)ことが特徴です。

症状が治まっても人には伝染るので、流行しやすいという特徴を持っています。時折、手足口病に罹ったお子さんを「出席停止●日間」などとする教育機関もありますが、4週間はウイルスを出すため、数日間の処置は意味を持ちません。埼玉県では、解熱して本人の症状が安定していれば登校・登園可能となっています。

さて、手足口病というと子どもの病気というイメージがありますが、大人も免疫がなければ罹る病気です。大人の場合は子どもよりも湿疹の症状が重く出るケースがあり、ジンジンとした痛みを伴う場合もあり注意が必要です。また症状が治まった後しばらくして爪が剥落することがあります。爪が落ちるとビックリすると思いますが、自然に治りますので安心してください。

ただし感染しても発症しないことも多く、8割程度が症状の出ない不顕性感染です。発症しても熱が出ない人も多く、重い症状になることはまれです。この不顕性感染でウイルスを排出している人たちが多くいて感染が広がるため、症状が出た患者さんだけを隔離しても余り意味がありません。

子育ての中で、お子さんから病気をもらってしまうことはある程度避けられません。また子供に比べて、大人の方には発熱に弱い方もいます。実際ご自身が感染症に罹ったときのために、感染症についてある程度の知識を入れておくことも大切ですね。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)

[アレルギー科]秋花粉にご注意

花粉症といえば、日本では春のスギ花粉がメインとなりますが、秋にも花粉症が出るケースがありますブタクサ、ヨモギ、イネ科の植物等の花粉が原因となる花粉症です。秋に目のかゆみやくしゃみ・鼻水が頻繁に出るという方は、秋花粉の可能性もあります。

原因となる草の花粉はスギと違って飛ぶ距離が短く(飛んで1kmと言われています。)、低く飛ぶのでそれほど広範囲には広がりません。

ひとつ注意していただきたいのは、9・10月はハウスダストも多い時期なので、秋花粉と思って調べてみると、ハウスダストのアレルギーだったというケースも少なくありません。

目安として喘息の症状が大きく出るかどうかで判断できます。スギも含め花粉は粒子が大きく、肺に達することはないため、直接喘息を引き起こすことはないからです。(※ただし、花粉症によって粘膜がダメージを受け、喘息の症状がひどくなるようなケースはあります。)

また11月になるとスギ花粉が飛ぶ場合があります。花粉は秋~冬に作られ春に飛ぶのですが、それが少し漏れてしまうイメージですね。それほど多く飛ぶわけではありませんが、症状が重い方は反応してしまうことがあるようです。

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[内科]婦人病、女性特有の病気

はらこどもクリニックでは、あらゆる年代を診察する総合診療のファミリークリニックとして、小児科だけではなく、内科の診療にも力を入れています。内科担当としては、女医の新井恵子医師が勤務しています。

体調不良を伴う症状や疾患の中には、女性特有のものも決して少なくありません。そういった症状については、男性医には話しにくいこともあったり、同じ女性のほうが症状について、きちんとわかってくれるのではないかという想いをお持ちになるのも当然のことです。代表的なものには月経の問題、更年期の問題がありますし、乳房、子宮、外陰の疾患もそうですね。

例えば子育て中のお母さんは、子どもの体調管理に一生懸命になられて、ご自分の健康、体調管理は後回しになってしまうケースも多いことでしょう。もし、お子さんの診察のついでにご自身の体調で優れないことがあれば、ついでに診察を受けていただくこともできるかと思います。

また、発達や発育の問題も性差が出る大きな問題のひとつです。胸の大きさ、性器の発達についてなど、お子さん自身、また親御さんが不安になることも多く、相談が多いことのひとつです。

原院長、拓麿副院長に相談しにくいことがあれば、遠慮なく新井先生に相談してみてください。

曜日ごとの担当医師につきましては、「担当医スケジュール」をご覧ください。

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[糖尿病内科]日常に潜む低血糖・高血糖

糖尿病は血中のブドウ糖を細胞に取り込むことができず、高血糖の状態が続いてしまう病気です。

糖尿病の予防には、血糖値をきちんとコントロールすることが大切です。極端な血糖値の上下動は、糖尿病のリスクを高め、動脈硬化の進行を早めると言われています。

私たちの身体は、食事後身体にブドウ糖が吸収されると、インスリンを分泌して血糖値を下げます。しかし、肥満などでインスリンの感受性が悪くなると、インスリンが分泌されても十分な効果が発揮できなくなります。蓄積された内臓脂肪から、インスリンの働きを妨害する物質が分泌されるようになってしまうのです。

また、インスリンの分泌パターンがおかしくなってしまう場合もあります。ご飯を食べた後にきちんとインスリンが分泌されず、血糖値が落ちてきた頃分泌され、低血糖になってしまうというケースもあります。

いずれにせよ、このようにインスリンの分泌がうまくいかなかったり、効きが悪くなることを「耐糖能低下」と言います。太るとこの状態になりやすく、糖尿病にならなくても、これだけで動脈硬化が進んでしまうのです。

食事による血糖値の急激な上昇を抑える方法のひとつに「ベジファースト」という食べ方があります。食事の最初に野菜をしっかりと食べるという食事法です。糖尿病予防の中で、比較的やりやすい方法だと思いますので、是非試してください。

ちなみに糖尿病とは関係ありませんが、小さいお子さんの場合、まれに低血糖の症状を起こすことがあります。私たちの身体は、糖分をグリコーゲンに変えて、肝臓に貯蔵しておくことができます。エネルギーが不足すると、グリコーゲンを糖に再び変えてそれを補う「糖新生」という働きがあります。

6歳未満のお子さんは、この「糖新生」の機能が弱いのです。例えば、夜食べないで寝てしまい、翌朝ぐったりしている時などは、低血糖になっている可能性があります。こういう時はチョコレートなどを食べさせると、元気が戻る場合があります。

また、今糖質ダイエットが流行していますが、上記の理由から低血糖に陥る可能性があるため、この時期のお子さんには危険です。もし肥満のお子さんを痩せさせたいと思っても、糖質ダイエットは止めて、きちんと運動させるなどのやり方にしてくださいね。

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阪大微研製 四種混合ワクチンについてのお知らせ

先日、阪大微研が製造している四種混合ワクチン[テトラピック]という商品で、そのロット番号が4K23A,4K23B,4K23C,4K24A,4K24B,4K24C,の6つで、ポリオウイルスの抗原(ワクチン成分)が少なかった可能性があるとして、メーカーより行政と医療機関に連絡がありました。

はらこどもクリニックでは、該当のワクチンを接種された可能性のある方に対して、下記書類を郵送にてお送りさせていただき、既に対応させていただいておりますが、改めて今回のワクチンについての見解を載せてみたいと思います。

今回の件で抗体を測定すべきか 原の考え

ポリオワクチンは、日本のワクチンは生ワクチンウイルスを不活化(殺した)ものを抗原にしています。諸外国のワクチンは野外株(病気を起こす)ウイルスを不活化したものです。両者には、ウイルスを殺す中和抗体の産生させる力には差がありますが、生ワクチン由来のワクチンでも十分効果があるとして用いられています。発病阻止するに必要な効果は十分あります。抗原が少ないとしても、今回報じられている量では、発病阻止が出来なくなるほど効果がないわけではありません。発売された中での問題になるワクチンは限られていますので、4回接種の全てを問題になるロットのワクチンで受けられた方はいないだろうと思います。私は、ポリオワクチンの接種は必要だと考えています。免疫を持っていることは必要です。どうしても知りたいと思われる方を阻止はしませんが、もし行うのであれば、4回終了後にお受けになればと考えます。免疫は、抗体を作ることも大事なのですが、免疫学的記憶と言って、将来、病原体が侵入してきたときに、記憶していて速やかに抗体を造り病源体からの不利益を免れることが必要なのです。だから、4回目の接種が大事なのです。4回接種を受けていない人は、必ず、接種を御受けになってください。

B型肝炎ワクチンの3回目、麻疹風疹ワクチンの2回目、水痘ワクチンの2回目、おたふくかぜワクチンの2回目、肺炎球菌ワクチンの4回目、ヒブワクチンの4回目、日本脳炎ワクチンの3回目や4回目は免疫学的記憶を付けるために大事なのです。ポリオについては、今回の件は、発病するかもしれないという程のリスクにはならないと考えます。ただ、知りたいだけで子どもに採血という負担をかけることは無いだろうと思います。もし、どうしても行いたいと思われたら4回目のあとに高い抗体価が証明できれば免疫学的記憶の存在を証明したことになります。

今回、阪大微研は医療機関、行政の場に書類を送付しました。その内容は厚労省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000535794.pdf)からも一般の方も見ることが出来ます。抗体検査を必要とするかどうかは医師の判断にゆだねています。少なくとも、公的に行う予防接種の問題を、責任メーカーが医師の判断にゆだねるというのは如何なものでしょうか。先ず、問題が小さいであろうと思っても、それを被接種者に誰が、どのように知らせるのでしょうか。何もしなければ医師に相談する人もいません。不十分な情報提供を受けると、不安を招くだけに終ります。抗体測定、ワクチンの保障をすれば企業の責任が果たされたことにならないので企業は、学術的根拠に基づいた企業側の考えを示すべきだと考えます。

私は、危険なことが起こったのではないのですが、少なくとも接種した医療機関として通知をすることに責任があると考えて、このような対応を行いました。今回の件については、あまり大きく報道されておりませんので、ご存じなかった方も大勢おられると思います。不安に思う方は、まずこちらの文章を読んでいただき、冷静に判断していただければ幸いです。

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[アレルギー科]アレルゲン免疫療法のメリットと欠点

当ブログでも度々話題にしているアレルゲン免疫療法ですが、今回は改めてそのメリットと欠点についてご紹介したいと思います。

現在のアレルゲン免疫療法には、定期的に通院してもらい注射を打つ「皮下免疫療法」毎日患者さん自身で薬を飲んでもらう「舌下免疫療法」があります。全てのアレルギーに対し認められているわけではなく、スギ・ダニ(ハウスダスト)に対する治療が一般的なものとなります。

免疫療法のメリットは、治療を続けることでアレルギー症状が出なくなったり、長期にわたり症状をおさえることができるということです。また、新たな花粉(ハンノキ、シラカバ等)の反応(感作)を抑えることもできると言われています。

ただし、免疫療法は長期間継続して治療を行う必要があり、なかなか続かないのが欠点でもあります。免疫療法の治療期間は最低3年できれば5年と言われています。2年ですと治療を止めると症状が戻ってしまうことが多く見られます。

はらこどもクリニックでは、40歳以下の方の継続率が6割程度といったところでしょうか。特に花粉症の治療として行う場合、花粉の季節に近い時期は患者さんも危機感を持って通院、薬を続けてくれるのですが、喉もと過ぎれば熱さを忘れるという言葉があるように、しばらくすると忘れてしまう、止めてしまうことが多くなります。逆に高齢者の方の場合、薬を毎日飲む習慣があるため舌下免疫の治療が問題なく続くケースもあります。

最近では幼いお子さんでも花粉症の症状が強く出る子もいます。お子さんの場合、保険診療は5歳からとなっています。皮下免疫療法でお子さんの治療が続かない原因として、中学校から高校になるとクラブや部活動などで学校の時間が遅くなり、定期的な通院をするには生活パターンが合わなくなるというのがあります。

舌下免疫療法の場合、ある程度親御さんによるコントロールが必要になります。お子さんの場合、命にかかわる薬でも飲み忘れることがあるので、きちんと親御さんが薬を飲ませないと続かないでしょう。

中高校生になった時に薬を飲まなくても良いような状態にするには、小学校低中学年から治療を開始する必要があるため、小さい頃から始めておくのも選択肢のひとつです。

はらこどもクリニックでは、アレルゲン免疫療法を始めたいという方には、皮下と舌下どちらの治療法が良いのかを含め、それぞれのメリット、デメリットをきちんと説明し選択していただいています。

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[小児科]乳幼児健診ってどんなもの?

みなさんは「乳幼児健診」がどんなものかご存知ですか?意外にお子さんをお持ちの方でも、どんなことをやっているか理解している人は少ないのではないでしょうか。

乳幼児健診は、定められた月齢ごとに、お子さんが順調に育っているか、発達に問題がないか、病気にかかっていないかなどを診察する健診です。所沢市の場合、4ヶ月、10ヶ月、1歳6ヶ月、3歳と計4回の乳幼児健診があります。その内10ヶ月健診を除く3回は、保健センターでの集団検診、10ヶ月健診は、健診実施医療機関での個別健診となります。はらこどもクリニックも、もちろん乳幼児健診実施医療機関です。

健診実施の月齢は、各自治体によって多少の違いはありますが、基本的には「キーマンス」と言われる月齢で、これができていないと問題があるかもしれないというような基準に基づいて診察していきます。例えば4ヶ月健診の場合は、「首がすわっている」かどうかということです。また、○○という病気は●●の月齢で見つかりやすいから、それをきちんと診察しましょうというようなことです。

日本では厚労省が管轄する「健やか親子21」というものがあり、そこが発行する乳幼児健診のマニュアルをベースに行われています。その中で「発育・発達の確認」、「疾病のスクリーニング」と共に重要視されているのが、「教育」と「支援」です。

子供の健康を考えた時、その親御さんをはじめとするご家族も健やかな生活を送れていないといけません。子供の健康を促進するということは、健診で病気を見つけて終わりではなく、そのご家族が子育てで悩んでいることはないか、育てにくさを感じていることはないかということをヒアリングし、そのサポートをする必要があります。

はらこどもクリニックの考え方として、乳幼児健診のときだけでなく、普段の診察から多角的に診察していくという理念があります。小さいお子さんは自分で体の異変を説明することはできません。だからこそ医師が注意深く診る必要があります。例えば風邪や発熱で通院された時にも、他の病気の可能性や発育・発達の異変をしっかりと診るというようなことです。

同時にご家族の健康もできる限りサポートしていきたいと考えています。これは体の健康だけではなく、心の健康もしかりです。ですので、診察の際には、お子さんについてお悩みのこと、心配なこと、些細なことでも気軽に相談してくださいね。

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[糖尿病内科]糖尿のリスクを減らす脂肪酸

「脂肪」というと身体に良くないイメージがありますね。しかし近年、研究の結果、身体に良い脂肪もあることが分かってきました。動脈硬化になりやすいかどうかが、血中の様々な「脂肪酸」の数値と関連していることが分かったのです。「脂肪酸」とは、脂肪に含まれる成分のことで、食品の脂肪のほとんどはこの「脂肪酸」でできているそうです。

具体的には「脂肪酸4分画」という検査があります。血中の脂肪酸の割合を調べる検査で、これによってAA(アラキドン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)という各種脂肪酸の数値を出すことができます。このうちAAは、植物性脂肪やお肉に含まれる動物性脂肪由来の脂肪酸で、この割合が高いと動脈硬化になりやすく、EPA、DHAの割合が高いと動脈硬化になりにくいということが分かったのです。

EPA やDHAはサバやイワシなどの青魚、サケなどに多く含まれる成分です。よく青魚は健康に良いと言われますが、この脂肪酸がポイントです。ではどのくらいの量をとればいいかということですが、1日に食べる量の目安として100~150gと言われています。アジやイワシなら中くらいのサイズを1尾、サバやサケなら1切れくらいです。

ご自身の食生活をちょっと振り返ってみてください。毎日お魚食べられていますか?100gというとそれほど多いようには聞えませんが、実際毎日魚を1尾、もしくは1切れ食べるのは結構大変です。

またナッツ類に含まれる脂肪酸も身体に良いと言われています。ナッツ類の摂取量の目安は、1日20~25g、これは手のひらに軽く一杯くらいの量です。・・・これも意外と食べられませんね。逆にナッツを好きな人は、少し足りないくらいの量かもしれません。ただしナッツ類はカロリーも高いため、食べすぎには注意しましょう。

食事が欧米化して、お肉をよく食べるようになった現代の食生活では、なかなか魚を毎日食べるのは難しいかもしれません。普段から意識してすることが大事になってきますね。

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[アレルギー科]花粉-食物アレルギー症候群とは?

食材による口腔内のアレルギー反応を「口腔アレルギー症候群」と言います。口の周りがピリピリしたり、喉の奥がイガイガしたりといった症状が現れます。その中でも、花粉との交差反応により起こるアレルギー症状を「花粉-食物アレルギー症候群=pollen-food allergy syndrome(PFAS)」と呼ぶようになりました。

少し前に大田区の小学校でビワを食べた子どもたち11人がアレルギー症状で救急搬送されるというニュースがありました。これはPFASが原因と思われ、花粉によるアレルギーが、他の植物に対するアレルギーを引き起こした分かりやすい例でしょう。

日本における花粉症のほとんどは「スギ花粉」が原因です。しかしこのスギ花粉に対するアレルギー反応が、徐々にハンノキやシラカバに対しても広がっていくケースがあります。さらにこのハンノキへの反応が、バラ科の植物への反応に広がっていきます。バラ科には食用にされる果物が多いため(ビワ、モモ、リンゴ、サクランボ、イチゴなど)、普段の何気ない食生活で、急にアレルギー反応を引き起こしてしまうケースが出てくるのです。

なぜこんなことが起こるのでしょうか。植物が感染防御のために持っているタンパク質(PR-10)があります。花粉とバラ科でこのPR-10の構造が似ているため、交差反応が起こってしまうのです。

最近では、スギ花粉から他の植物へアレルギー反応が広がるケースが本当に多くなっています。小さいお子さん、2歳くらいでもハンノキ、シラカバへの反応が見られる患者さんも少なくありません。症状としては軽い方が多いのですが、ごくまれにアナフィラキシーを起こす方もいます。スギへの反応が高い方に起こりやすいので、花粉症自体も症状が重い方が多いです。

PFASを防ぐ治療のひとつが「免疫療法」です。他のアレルギーが起こる前、早めにスギに対する免疫療法を行うと、他の植物に対する交差を抑えることができると言われています。免疫療法は花粉の時期には始められませんので、もし「PFASかも?」という方は、きちんと検査をして今のうちに免疫療法を検討するのも良いかもしれませんね。

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[小児科]あせもと他の発疹の違い

今年は久しぶりの長梅雨ですね。関東地方の梅雨明けはいつ頃になるのでしょうか?

梅雨が明け気温が上がってくると、汗をかいて発疹の症状に悩まされるお子さんも多いことでしょう。

この季節、発疹が出ると「あせも」とよく言われますが、本当にそれはあせもなのでしょうか?

正確には、「あせも」とは汗を出す管が何らかの原因で詰まり、汗が管の中に溜まってしまい炎症を起こした状態を言います。水疱が出ることが多いのが特徴です。

したがってよくあせもと言われるもののほとんどはあせもではなく、汗をかきやすい場所で、何らかの湿疹や皮膚の炎症が、汗によって悪化したケースで、汗の管に汗が詰まったあせもではないのです。エアコンが普及し、温度・湿度が一定に保たれることが多くなっている現在では、あせもの患者さんはそれほど多くありません。

あせもがよく出るのは、頭のまわりです。小さなお子さんで髪の生え際などに赤い発疹が出るようなケースがあせもになります。先ほど書いたとおり、あせもは皮膚の中で汗の管に汗が詰まっている状態なので、皮膚の外から薬を塗っても効きにくく、治りにくいです。それが真皮(奥のほうにある部分)に近い方であればなおさらです。また二次的な発疹も出ることがあります。

予防としては、こまめにシャワーなどを浴びて汗を流し、身体を清潔にすること。そして汗はきちんと拭くということです。皮膚にホコリや汚れがついていると汗が詰まりやすくなります。

ちなみに本当のあせもと、あせもによく間違えられる皮膚湿疹も治療法や薬がそれほど異なるわけではありません。子供に対して使える薬は限られているからです。

本当のあせもだった場合は長引くケースもあるので、湿疹がひどいようなら早めに受診しましょう。

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