糖尿病」カテゴリーアーカイブ

[糖尿病内科]ノンシュガー、カロリーゼロの飲み物は、糖尿病の予防になるの?

お店に行くと、ノンシュガー、カロリーゼロ、ノンカロリーをうたった飲み物がたくさんありますね。このような飲み物は糖尿病の予防になるのでしょうか。

糖やカロリーという観点でいえば、普通の甘い飲み物を飲むよりはマシと言えるでしょう。このような商品の多くには、人工甘味料が使われていて、舌で甘みは感じるものの、人間の体内では消化・吸収・代謝がされにくく、糖分の摂取にはならないという仕組みです。

しかし、人工甘味料は、普通の砂糖に比べて甘みが強く作られています。カロリーゼロだからとって、たくさん摂りすぎると、感覚がその甘い味に慣れてしまい、結局甘いものを欲しくなってしまいます。

また、カロリーゼロ、ノンカロリーといっても実際には少しカロリーが含まれている商品もあります。100ml中5kcal未満であれば、ゼロ表記、20kcal未満ならば低カロリー、カロリーライトなどの表記をしていいことになっているからです。キャッチコピーに惑わされず、きちんと確かめることが必要です。

糖尿病の予防には、カロリーだけではなく栄養全体のコントロールが必要です。

最終的に「動脈硬化」を起こさないことが目的になりますから、カロリーが高くても、ピーナッツなどのナッツ類や青魚に含まれる脂肪分は、むしろ積極的に摂るべきですし、ノンカロリーだからといって、甘い飲み物をがぶ飲みすれば、人工甘味料の過剰摂取ということにもなるでしょう。

人工甘味料を上手に利用しながら、それに依存しすぎないようにするのが良いですね。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)

[糖尿病内科]糖尿病のリスクがあったら、気をつけたほうが良い食生活

健康診断などで糖尿病のリスクがあるという結果が出た場合、食生活をどのように気をつけたほうが良いのでしょうか。まずは暴飲・暴食はしないこと、食べ過ぎないことが基本です。

1日の食事でいうと、朝食は抜かずにきちんと摂るようにしましょう。朝食べずに昼に大量に食べると、前日夜からの長い空腹状態で食事を摂るため、急激に血糖が上昇することがあります。血糖の急激な上がり下がりは、身体にとって大きな負担となり、糖尿病の原因となります。

また夜遅く食べるのも避けた方がよいでしょう。食事をしてすぐ睡眠をとってしまうと、エネルギーが代謝しきれず、体に残ってしまいます。なるべく最後の食事から睡眠まで時間を空けましょう。夜9時以降は食べないように決めておくと良いかもしれませんね。

油ものもなるべく控えるようにしましょう。脂質を摂り過ぎると、強い合併症を引き起こす可能性があります。ただし脂質といっても色々あります。ナッツ類に含まれる脂質や魚に含まれる脂質は身体に良く、ラードはなるべく控えましょう。

ちなみに血糖値が高いからといって、極端な糖質制限ダイエットは推奨していません。確かに痩せるのかもしれませんが、糖質制限ダイエットはリスクなどのエビデンスが取れておらず、果たしてそれが健康に良いのか悪いのか両論あります。まずは規則正しい食生活を心がけましょう。

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[糖尿病内科]糖尿病リスク予測ツール

以前のブログで「糖尿病は、初期の状態では自覚症状がほとんどない」ということを書きました。「検査の病気」と言われていて、その数値で分かることが多いのです。なかなか自分では分からない糖尿病のリスクを知る目安として、ちょっと面白いツールを見つけたので、ご紹介したいと思います。

国立国際医療研究センターがWEB上で公開している「糖尿病リスク予測ツール」というものです。

https://www.ncgm.go.jp/riskscore/

これは、現在の自分の身体状況をデータで入力すると、今まで蓄積された健診データを基に、3年以内の糖尿病の発症する確率を表示できるというものです。

身長・体重・年齢・血圧などはもちろん、既往症、高血圧の薬の服用の有無、さらに血液検査のデータを入力することで、より正確な予測を導くことができます。例えば、空腹時の血糖値・コレステロール、γ-GTPの数値等を入力します。

国立国際医療研究センターが公開しており怪しいものではありませんし、無料で、名前・住所・電話番号等の個人情報は入力する必要はありません。あくまで予測ツールですが、自分自身の身体の状態、糖尿病のリスクを知っておくという点では1度試してみるのも良いのではないでしょうか。

おそらくこれから春先にかけて、会社の健診を受ける時期になるかと思います。血液検査のデータをもらったら、やってみてはいかがですか?

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[糖尿病内科]糖尿病の薬について

糖尿病は進行すると、重い合併症が現れる怖い病気です。また人工透析になってしまうと、通院に必要な時間も、治療に必要な費用もかかり、非常に大変になってしまいます。

ただし、今は良い薬が色々とあるため、早期に発見し、きちんと治療を行えば、かなり症状を抑えることができます。糖尿病になってしまうと、生活に様々な制約がかかるというイメージがあるかもしれませんが、はらこどもクリニックの糖尿病治療では、なるべく今までと変わらない生活、普通の生活を送ることができるようにすることをモットーとしています。

糖尿病の治療で最も大切なことは「きちんと続けること」です。メインは投薬になりますから、治療を続けるには自分に合った治療薬を選ぶことが重要です。糖尿病の治療薬はかなりの数が出ていますが、現在はらこどもクリニックで使用しているのは、飲み薬が6種類、注射が2種類になります。それぞれ服用・投薬の頻度や、血糖値を下げる効果が異なるものです。例えば1週間に1回のものもあれば、毎日飲むタイプのものもあります。一見すると、服用の頻度が少ない方が楽に思えるかもしれません。しかし、毎日定期的に飲む方が飲み忘れがないので良いという方もいます。

糖尿病は症状の出方も個人個人で異なりますし、既往症によっても薬の選択は変わってきます。性別・年齢・運動習慣・筋力・既往症などご自身の身体の状態とライフスタイルに対し、「腎臓を守る」・「低血糖を起こしにくい」・「薬価が安い」など、薬の特徴を照らし合わせ、最善の薬を選ぶべきです。

糖尿病の治療には、個人個人に合わせたコントロールが必要です。それには患者さんと医師とのコミュニケーション、信頼関係がとても大切です。日本の糖尿病患者さんは、このコミュニケーションが取れていないがために、治療が上手くいっていないケースが多くあるように思います。はらこどもクリニックでは、コミュニケーションを大切にして、患者さんひとりひとりに合った治療法を医師と患者さんで一緒に考えていきます。不安があったら気兼ねせず医師に相談すること。また、自分の生活で変えれない部分、変えたくない部分をしっかりと伝えてくださいね。

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[糖尿病内科]糖尿病は健診で防ぐ

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所沢市はらこどもクリニック 今回は糖尿病内科からの配信です。

日本人の国民病のひとつとも言える糖尿病ですが、厄介なのは初期の状態では自覚症状がほとんどないというところです。「検査の病気」と言われていて、健診でちょっと引っかかるくらいの進行度では、症状は出ていないことが多いのです。純粋に数値を見て判断するしかありません。

比較的分かりやすい症状として「口渇(こうかつ)」といって、口や喉が渇き水分を欲しくなる状態や、多飲・多尿があります。しかし、この症状が出たときには、かなり病気が進行した状態です。また、口渇や多飲・多尿は、加齢や体重の増加などに伴う体調変化のひとつとして捉えてしまうことも多く、本人はなかなか異常とは思わないケースも多々あります。

昔はトイレが汲み置きだったため、糖尿の甘い匂いで家族が気づいたり、庭におしっこをして蟻が寄ってきたことで気づくなどという漫画のようなことも現実によくありました。それをきっかけに病院に来る人がいたのですが、現在では余りありえる話ではありませんね。会社などで定期的に健診を受けて、再検査の値が出たら、面倒がらずにしっかりと検査を受けにいきましょう。

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子供にも2型糖尿病が増えている はらこどもクリニックブログ

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子供の2型糖尿病が増えています。昔はほとんどいませんでしたから、これは驚くべきことです。

まず第一に食生活が変わったこと、そして運動習慣のない子供が増えたこと、また外遊びをしない子供が増えたことも影響しているでしょう。

子供の糖尿病については、国や自治体の方も重く見ており、学校健診で尿糖に以上があった場合には、その場で検査センターに連絡されたうえで、すぐに家庭に連絡するというような体制ができています。(1型の場合は、急激に症状が進行することがあるため。)

小児の2型糖尿病は症状が浅い場合は治ります。しかし、治療はそれほど簡単ではありません。子供だけではなく、家族全体の生活習慣が大きく影響しているからです。子供だけを診ればよいという訳ではなく、家族全体を診療しなくてはなりません。治療には家族の理解と努力が不可欠です。

糖尿病の場合、診断基準がはっきりとしているため、データを見て「糖尿病です。」という病名はすぐに診断できますが、そこからどうコントロールするかをきちんとできる医師は多くありません。それが小児であればなおさらです。

また、男性医師の場合、糖尿病だから食生活を改善してくださいということは言えても、では具体的にどんな料理を作ればよいかという具体的なアドバイスがしにくいという面もあるでしょう。

糖尿病の治療には、まさしく家族診療・ファミリーメディスンという考え方が必要です。はらこどもクリニックでは、この理念に基づき、患者さんが信頼できる糖尿病治療を行っていきたいと考えています。

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1型糖尿病と2型糖尿病 はらこどもクリニックブログ

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みなさんは糖尿病には大きく2つのタイプがあるということをご存知でしょうか?

そもそも糖尿病とは、インスリンの作用が上手く働かないため、血中のブトウ糖を上手く活用できず、血糖値が高くなっている状態を言います。

1型、2型があって、それぞれ発症のプロセスや治療についても全く異なります。(ちなみに他にも妊娠糖尿病などもあります。)一般的に「糖尿病」として知られているのは2型糖尿病のことで、日本においては糖尿病の大多数(約90%)を2型が占めています。

1型は、インスリンを作る細胞に対し、自分自身の身体の免疫が働いてしまい、細胞を壊してしまうことが原因で起こります。体内でインスリンを作ることができなくなるため、治療としては定期的にインスリンを体内に注入する必要があります。小児に発症することが多く、糖尿病全体で見ると1型の割合は約3%となっていますが、15歳以下でみると、約15%という高い割合となっています。子供が1型糖尿病を発症した場合には注意が必要です。高血糖になり、急激に合併症が進んで死に至る可能性もあります。

2型はインスリンの分泌量が減ってしまったり、インスリンに対し身体が鈍感になり効きにくくなるという病気です。食生活や運動不足が原因とされ、症状が軽い場合は、生活習慣を改善することで症状が治まる可能性もあります。昔はほぼ完全に大人の病気でしたが、現在は子供でも2型糖尿病がみられるようになっています。

次回のブログでは、子供の2型糖尿病について書いてみたいと思います。

 

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