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[糖尿病内科]日常に潜む低血糖・高血糖

糖尿病は血中のブドウ糖を細胞に取り込むことができず、高血糖の状態が続いてしまう病気です。

糖尿病の予防には、血糖値をきちんとコントロールすることが大切です。極端な血糖値の上下動は、糖尿病のリスクを高め、動脈硬化の進行を早めると言われています。

私たちの身体は、食事後身体にブドウ糖が吸収されると、インスリンを分泌して血糖値を下げます。しかし、肥満などでインスリンの感受性が悪くなると、インスリンが分泌されても十分な効果が発揮できなくなります。蓄積された内臓脂肪から、インスリンの働きを妨害する物質が分泌されるようになってしまうのです。

また、インスリンの分泌パターンがおかしくなってしまう場合もあります。ご飯を食べた後にきちんとインスリンが分泌されず、血糖値が落ちてきた頃分泌され、低血糖になってしまうというケースもあります。

いずれにせよ、このようにインスリンの分泌がうまくいかなかったり、効きが悪くなることを「耐糖能低下」と言います。太るとこの状態になりやすく、糖尿病にならなくても、これだけで動脈硬化が進んでしまうのです。

食事による血糖値の急激な上昇を抑える方法のひとつに「ベジファースト」という食べ方があります。食事の最初に野菜をしっかりと食べるという食事法です。糖尿病予防の中で、比較的やりやすい方法だと思いますので、是非試してください。

ちなみに糖尿病とは関係ありませんが、小さいお子さんの場合、まれに低血糖の症状を起こすことがあります。私たちの身体は、糖分をグリコーゲンに変えて、肝臓に貯蔵しておくことができます。エネルギーが不足すると、グリコーゲンを糖に再び変えてそれを補う「糖新生」という働きがあります。

6歳未満のお子さんは、この「糖新生」の機能が弱いのです。例えば、夜食べないで寝てしまい、翌朝ぐったりしている時などは、低血糖になっている可能性があります。こういう時はチョコレートなどを食べさせると、元気が戻る場合があります。

また、今糖質ダイエットが流行していますが、上記の理由から低血糖に陥る可能性があるため、この時期のお子さんには危険です。もし肥満のお子さんを痩せさせたいと思っても、糖質ダイエットは止めて、きちんと運動させるなどのやり方にしてくださいね。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

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