女性特有の病気」カテゴリーアーカイブ

女性に多い病気 側弯症(そくわんしょう)【小児科】

側弯症(そくわんしょう)とは背骨が左右に弯曲し、ねじれを伴う場合もある病気です。女性の方が圧倒的に発症例の多い病気で、男性の5~7倍になると言われています。

原因は分からないことが多く、代謝や他の疾患による影響が大きいと考えられています。

背が伸びる思春期の時期に発症することが多く、発症頻度としては高いのですが、発症していてもほとんどの場合が軽度なので、診断がつかずにそのまま過ごしてしまうケースも少なくありません。

学校健診の中でチェックしますが、軽度の場合、学校健診の短い時間で診断をつけるのは難しいのが現状です。また自治体によっては専門である整形外科が関わっていることもありますが、学校健診は内科医が務めることが多いのも、診断が難しい理由のひとつです。

また診断の方法として、上半身裸で屈ませ、後ろから肩の位置を見るという形になるため、思春期の女子生徒を裸にするという事に対する抵抗感(担任が男性教諭だった場合は特に)も、診察を難しくさせています。

側弯症は高度になると心肺を圧迫するなどの大きな影響が出ますが、軽度の場合、放っておいてもそれほど問題が無いことが多いです。

もし側弯症の疑いがあった場合、精密検査を行い、症状の重さによって経過観察や矯正治療、重度の場合は手術を行います。

ちなみに原院長は56年ほど小児科医として経験を積んでいますが、学校健診で見つかった事例で、手術までに至った例を経験したことはありません。(手術例は全て骨の系統疾患を持つ例でした。基本的に手術を必要とするほど重度の症例は極めて稀です。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック
〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379

摂食障害は治療が難しい病気【内科・小児科】

女性に多く見られる病気に「摂食障害」があります。食事を食べない、食べられなくなる「拒食症」と際限なく食べてしまう「過食症」の2つの症状があり、どちらか一方ではなく、拒食と過食を行ったり来たりするようなケースもあります。

はらこどもクリニックでも過去30数人の患者さんを診ていますが、男性は1人だけで、残りは全員女性です、

摂食障害を患っている人の数は、最新の統計によると日本国内で20万人を超えると言われています。症状が軽い人を入れると、決して珍しい病気とは言えません。近年若年化も進んでおり、小学校高学年でも摂食障害になるお子さんもいます。

摂食障害は治療がとても難しい病気です。自殺率を含めた致死率も高く、危険な病気でもあります。メンタル面の影響が強く、何かのきっかけで発病しても、明確な原因が特定できることは少なく、特効薬的な治療薬もありません。
近年では発達の問題も関わっている可能性も指摘されています。はらこどもクリニックで診た患者さんでは、真面目で成績の良い子が多く、父親との葛藤を抱えている子が多かった印象です。

患者さんご本人、治療に当たる医師、そして患者さんのご家族が辛抱強く付き合っていかなければならない病気です。

また摂食障害をきちんと診てくれる医療機関が少ないという問題もあります。

摂食障害は治療が難しく、時間がかかるため、そもそも診ないというところも多いのです。
治療としても医師よりも心理士のような対応が必要で、きちんと診れる医師も多くありません。設備の揃った大きな病院だから診てくれるというわけでもなく、治療を断られてしまうケースもあります。

かかりつけ医があればそちらに相談し、摂食障害に対応できるしかるべき医療機関を紹介してもらいましょう。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック
〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379

女児の思春期、早い?遅い?【小児科】

「思春期」は、精神的にも身体的にも大きな変化がある時期です。今回は特に女児の思春期における身体的変化とその頃に起こる様々な症状について解説していきたいと思います。

女児の場合、男児よりも様々な変化が起こります。中でも「月経」が始まるのは大きな変化です。
月経は生理と呼ばれるくらいですから、普通に起こることなのですが、中には、痛みが強いお子さんも中学生くらいの年代にはあります。
場合によっては、ピルを使って月経を止めるなどもありますが、原因を明らかにするために検査を月経周期に合わせて行う必要がある場合もあります。原因の一つである「子宮内膜症」に子どもが罹る場合も意外と多いのです。子宮内膜症は痛みが強く、時には倒れるくらいの痛みが出るようなケースもありますが、ただ単に生理痛が重いだけと思われがちです。

また稀ではありますが「思春期早発症」という病気もあります。

二次性徴の少し前、小学校3~4年生の頃に月経がきたり、乳房の発達、陰毛が出現します。一時的には身長が伸びるのですが、早く成長期が終わってしまうため、結果として背が小さくなります。

思春期早発症の場合、発見が遅れると、気付いた時には成長期が終わっていて治療ができないということにもなりかねません。また長期間の治療が必要で、精神面のコントロールが難しいこともありますし、原因として、脳腫瘍や卵巣腫瘍の可能性もあるため、早めの発見、早めの治療が非常に重要になります。(逆に二次性徴が遅い「思春期遅発症」もあります。)

このような性徴の問題は非常にデリケートで、親御さんもそこまで詳しくチェックするのが難しい場合があります。
女児の場合、乳房の発達が親御さんの判断基準になりますが、これらの症状は必ずしもそれだけでは分からないからです。実際に患者さんからの相談で見つけるよりも、何か別のきっかけで医師側が見つけるパターンが多いのです。

思春期の始まりである小学校高学年くらいになると、感染症などの病気に罹りにくくなり、病院に来る機会が減ります。その中で思春期特有の心の問題や発育などの性的な成長の問題で病院に行っていいか、子どもは分からなくなってしまうことが多いのです。

お子さんに身体や心の発達、成長で心配なことがあったら、気軽に小児科に相談してください。親御さんには言えないことでも他人である医師になら言えることもあります。

また思春期の女の子の場合、男性医師に相談するのはハードルが高いケースもあることでしょう。そんな時は遠慮なく、女性の新井医師を指名していただいて大丈夫です。実際に女性患者さんは、新井医師を指名されるケースは少なくありません。

思春期はお子さんにとっても親御さんにとっても変化の大きい時期だと思います。小児科医を上手くサポートに使ってみてください。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック
〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379

女性特有の病気 甲状腺の疾患[内科]

甲状腺系の疾患は男女で発症の割合が大きく異なり、女性の方が圧倒的に多くなっています。

実に成人女性の10人に1人が甲状腺に何らかの問題を抱えると言われているので、女性にとっては非常にポピュラーな病気と言えるでしょう。これは免疫についての遺伝子が、女性が持つX染色体に乗っていることが影響しているからと言われています。はらこどもクリニックでも事例は多いです。

甲状腺の疾患は、機能の亢進と低下の両方があります。

機能亢進の症状としては、座っていても走った時と同じような体の反応が出ます。発汗や動悸、メンタル面ではイライラするようになったりします。また首の腫れも特徴のひとつです。

対して機能低下の症状としては、だるい、冷える、少しメンタル的にのんびりボケたような感じになります。甲状腺ホルモンは人間のメンタルに大きく影響します。例えば、とても穏やかで大人しい女性が、実は甲状腺の機能低下があったというケースもあります。

思春期においては「バセドウ氏病」が多いです。バセドウ氏病は亢進系の疾患ですので、代謝機能が強くなり、多食になるのに、全く太らないといったことが特徴のひとつです。思春期という時期とその症状から、周囲からは心身症と間違われることが少なくありません。きちんと検査してみたらバセドウ氏病だったというケースも珍しいことではありません。

治療法としては薬でホルモンをコントロールしますが、根治はせず、寛解と増悪(ぞうあく)を繰り返すことが多いです。

非常にポピュラーな病気でありながら、患者さん自身も周囲の人も病気と気づかなかったり、他の病気と思い込んでしまうことも多いので、上記のような症状が気になるという方は、きちんと医療機関で診察してもらいましょう。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック
〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379

更年期障害って何?[内科]

女性特有の症状のひとつに「更年期障害」があります。個人差はありますが、女性は女性ホルモンのバランスが身体に及ぼす影響が大きく、「更年期障害」もそのひとつです。

時期としては閉経前2年~閉経後2年程度と言われています。主な症状としては顔に大量の汗がでる「ホットフラッシュ」のほか、精神、身体に様々な症状が出ることがあります。

何となくメンタル的な疾患と誤解されがちですが、閉経による女性ホルモンの欠乏によって起こる症状です。女性ホルモンの数値をきちんと調べて、その数値を指針として治療や対処を行うことが大切です。メンタル的な疾患とは混同せず、きちんと分けて治療を行う必要があります。

というのも女性は家族の形態が変わることが大きなストレスになる人が多いと言われています。更年期障害が起こるような時期は、ちょうどお子さんの独り立ちなどで、家族に変化が起こる時期と重なっていることが多いのです。
このストレスからくる不調と、女性ホルモンからくる不調は同じような症状に見えたとしても、全く原因が異なる別物なのです。決して混同してはいけません。また、甲状腺の疾患やうつ病など、似たような症状がみられる疾患を除外せず、きちんと診断をつけることも非常に重要になります。

更年期障害は基本的に女性ホルモンが減少した状態に体が慣れてしまえば症状は治まります。しかし症状がひどいような場合には、欠乏した女性ホルモンを投与するホルモン補充療法を行うこともあります。ただホルモン補充療法は副作用もあり、乳がんや血栓などの発症率があがることもあり、日本人はあまり好まない傾向にあります。

症状に個人差が大きく、副作用の大きいホルモン補充療法を避けるため、副作用が比較的少ない漢方を処方するケースも多くあります。更年期障害については原院長も診ておりますし、女性医師である新井先生もおりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック
〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379

女性特有の症状 冷え性(冷え症)[内科]

女性が悩まされる症状のひとつに「冷え性」があります。特にこれからの季節は、手足が冷たくて、布団に入ってもすぐに寝付けない、という方も少なくないのではないでしょうか。

冷え性の原因としては、まず代謝が悪いこと、また自律神経が乱れることで、末梢血管への血液循環が悪くなることで起こります。

男性に比べて、女性は筋肉量が少なく、脂肪も多いことから冷え性になりやすいと言われています。一般的に太っていると暑がりになるイメージがありますが、太っていても冷え性にはなります。年齢についても若い方から高齢の方まで、満遍なくおられます。

女性の場合、月経の影響で貧血気味になりやすいことも原因のひとつでしょう。貧血で末梢の血液の循環が悪くなるため、手足が冷たくなりやすいということがあると思います。

冷え性には即効性のある治療法はなかなかありません。特に西洋医学では身体を温めるという薬は余りないのです。

そのため冷え性の治療には、健康保険が適用できる漢方を処方して症状を改善していくことが多いです。東洋医学には「未病」という概念があり、明確な病気ではないものの良くない症状を治していくという治療法や漢方が多くあります。

東洋医学では冷えを様々な型(例えば全身の冷え、高齢の冷え、手足の冷え、顔はのぼせる冷えなど)に分類し、それに合わせて薬を処方します。

新井恵子医師は以前に勤務していた病院では、冷え性の患者さんをよく診察しており、漢方専門医の資格も持っていますので、冷え性に悩む女性の方は、お気軽にご相談ください。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)

女性がかかりやすい病気 膀胱炎[内科]

女性がかかりやすい病気に「膀胱炎」があります。尿道から侵入した菌が膀胱で増殖し、炎症を起こす病気です。頻尿/残尿感/痛みなどがあり、重い病気ではないものの、不快感の強い病気です。

女性の方がかかりやすいのは身体の作りの問題です。女性は尿道と肛門、膣の距離が近く、そこに存在している大腸菌などの菌が尿道に侵入しやすいこと、また、男性よりも女性の方が尿道が短いため、菌が膀胱に侵入しやすいからです。

原因となる菌は、子どもの場合8割方大腸菌で、大人の場合はもう少し金の種類が複雑になります。菌が引き起こす炎症なので、基本的には抗菌剤による治療になります。

子どもの頃は男の子の性器に皮が被っていますので、0歳では逆に男の子のほうが女の子よりも多く、3歳くらいから女の子の方が多くなるようです。大人の男女差で見ると、女性の方が30倍ほど多く、さらに妊婦さんとなると、リスクはその30倍になると言われています。

大体尿道の外側1/3くらいは菌がいます。排尿の度に洗い流されるわけですが、夏場で尿量が少なかったり、おしっこを途中で止めると、菌が膀胱に入りやすくなります。膀胱の中におしっこがたまっている時間が長くなると、菌が繁殖する時間が長くなるので、膀胱炎になりやすくなります。妊婦さんの場合は、尿を出し切る筋肉が緩くなりがちで残尿が多いため、菌が繁殖しやすくなるわけです。

ですので、膀胱炎の予防には、水を多めに飲んで尿の回数、尿量をある程度確保する。おしっこをするときは一気に出すといったことが有効です。

実際のところ、お水をたくさん飲んでたくさんおしっこをすれば自然に治ることも多いうえ、泌尿器科に通うことをためらう方も多いため、膀胱に違和感があっても病院には行かないという方もおられるでしょう。ただ不快感が強い病気なので、仕事や学校に支障をきたすようなら、きちんと通院して診察を受けましょう。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)

HPVワクチンの重要性と安全性 その2[小児科]

前回に引き続きHPVワクチンのお話です。

過去、HPVワクチンが原因とされる失神やけいれんが取り沙汰され、積極的な接種が控えられてしまったわけですが、その後の調査でワクチンに問題はなく、これらの症状はワクチンとの因果関係がないことが分かっています。名古屋で因果関係の有無を調べた大規模な調査(通称:名古屋スタディ)でも、ワクチンを接種した人と接種していない人の間で、有為な差は出ないことが分かっています。

当時はマスメディアが、科学的根拠やエビデンスなしにセンセーショナルに報じたことで、世間に漠然とした恐怖が広がってしまいました。しかし、安全なワクチンをイメージだけで危険ととらえ、実際に死の危険性がある子宮頸がんに罹患してしまっては本末転倒です。

ちなみにHPVワクチンは粘性が強めのため、太い針で接種することが多いワクチンなのです。そのため痛みも強めのため、失神は注射そのものに対するショック反応が大きいことが分かっています。特に接種年齢が思春期真っ只中にあるため、精神的なストレスが身体に及ぼす影響も大きいのでしょう。アメリカではHPVワクチン接種の際に失神するケースがクローズアップされたことがありましたが、日本では件数は少ないです。

このようなことが分かってきていますから、現在では接種の際には心理的な不安やストレスをきちんとケアして接種することが求められています。お子さんだけではなく、親御さんも含め、HPVワクチン接種に不安のある方に対しては、きちんと安全性や効果について説明させていただきます。

HPVワクチンを怖がらず、定期接種の期間内にきちんと接種してください。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)

HPVワクチンの重要性と安全性 その1[小児科]

定期接種に指定されているワクチンながらも、厚労省が積極的な推奨をしないという方針を打ち出したため、大きく接種率が下がってしまっているのが「HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」です。

HPVは、子宮頸がんの原因となるウイルスであり、HPVワクチンを接種することで、子宮頸がんのリスクを大幅に下げることが出来ます。子宮頸がんはワクチンで防げる数少ないがんなのです。

日本では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんに罹患し、約3千人が死亡しています。またこれまでは40~50代が罹患のピークだったものが、20~30代の若い女性にも増えてきており、患者数、死亡者数も増加傾向にあります。接種率の低下が、如実に悪い方向へ出てしまっているのです。

HPVは元々人間の体にはいないウイルスで、基本的に性交渉で感染することが多いです。最初の性交渉で感染することがあるため、その前にワクチンを接種しておく必要があります。

現在日本で流通しているワクチンは4価ですが、既に世界の流れは9価ワクチンであり、日本でも先日9価の製造承認が下りていますので、もうしばらくすれば9価ワクチンが出回るのではないかと思っています。

日本では定期接種は女性のみで、12歳から16歳の3月31日までが定期接種の期間に指定されています。もしまだ期間に猶予があるようでしたら、少し待って9価を接種した方が良いかもしれません。

ちなみにアメリカでは、HPVワクチンは女性だけではなく、男性も定期接種になっています。男性も接種しておけば、それだけ女性への感染リスクも下がるわけですから、本来は男性も接種すべきです。そもそもHPVは子宮頸がんの原因となりますが、それ以外の外性器周辺にできる疾患も引き起こします。

代表的なものに「尖圭コンジローマ」がありますし、陰茎がん、オーラルセックスをした場合は、咽頭がんの原因にもなります。

感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、感染してしまった後は取り除くことは難しいため、基本的にはワクチンで予防するしかないウイルスです。(※ただし感染しても自然と体内から排出されることもあるため、必ずしもすべての人に、ウイルスが体内にとどまり続けるわけではありません。)

長くなってしまったのでこのへんで。次回はHPVワクチンの安全性について書いてみたいと思います。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)

[内科]女性にとって身近な疾患 子宮筋腫

女性特有の病気の中でも、多くの女性にみられるのが「子宮筋腫」です。文字通り、筋肉でできた良性の腫瘍が子宮壁にできます。30代~40代に多く、早い人だと20代で筋腫が出来てしまう場合もあります。ごく小さなものも含めれば、45歳までに7割程度の女性に発生すると言われています。

筋腫が大きくなってしまうと、下腹部に圧迫感が出たり、頻尿になるケースもあります。厄介なのは筋腫により月経血の量が多くなることです。出血が多くなると、貧血になり身体に様々な変調をきたすことがあります。貧血の症状が出たので、検査してみたら子宮筋腫だったというようなことも珍しくありません。

実際には月経血が多いという理由で病院に来る女性は多くありませんので、婦人科の健診で判明することが多いです、また、最近では出産年齢が上がっていることもあり、妊娠した時に子宮筋腫があることが分かるケースも珍しくありません。

全ての筋腫が身体に害があるかというとそうではありません。小さいものであれば特に悪さはしないので、手術はせずに経過観察だけにとどめるケースもあります。特にホルモンの関係から、閉経すると筋腫が大きくならないことが分かっていますので、50代くらいで特に害がないのであれば、そのままにしておくケースが多いと思います。筋腫自体がガン化することはほとんどありませんが、重要なのは、悪性の肉腫との鑑別をきちんとつけることです。

女性にとっては非常に発生しやすい病気ですが、このように症状の出方は千差万別ですし、年齢によって対処の方法も変わってきます。月経血の量が多い、月経時の痛みが強いなどの場合は、病気ではないと思われがちですが、婦人科系の病気のシグナルである可能性もあります。一人で抱え込まずに一度診察を受けてみてください。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)