糖尿病は健診で防ぐ

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所沢市はらこどもクリニック 今回は糖尿病内科からの配信です。

日本人の国民病のひとつとも言える糖尿病ですが、厄介なのは初期の状態では自覚症状がほとんどないというところです。「検査の病気」と言われていて、健診でちょっと引っかかるくらいの進行度では、症状は出ていないことが多いのです。純粋に数値を見て判断するしかありません。

比較的分かりやすい症状として「口渇(こうかつ)」といって、口や喉が渇き水分を欲しくなる状態や、多飲・多尿があります。しかし、この症状が出たときには、かなり病気が進行した状態です。また、口渇や多飲・多尿は、加齢や体重の増加などに伴う体調変化のひとつとして捉えてしまうことも多く、本人はなかなか異常とは思わないケースも多々あります。

昔はトイレが汲み置きだったため、糖尿の甘い匂いで家族が気づいたり、庭におしっこをして蟻が寄ってきたことで気づくなどという漫画のようなことも現実によくありました。それをきっかけに病院に来る人がいたのですが、現在では余りありえる話ではありませんね。会社などで定期的に健診を受けて、再検査の値が出たら、面倒がらずにしっかりと検査を受けにいきましょう。

所沢市の小児科・内科・アレルギー科 はらこどもクリニック

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