夏休みが終わり、2学期が始まります。まだまだ残暑が厳しい中で注意しなければならないのが、学校生活の中でのアトピー性皮膚炎の悪化です。これは汗の処理をきちんとできないことで起こります。
特に中学校の部活動で悪くなるケースが多いです。例えば朝練をして汗をかきます。その状態のまま夕方まで授業を受けて、さらに放課後部活動という流れになると、汗の成分が肌に残ったままほぼ1日を過ごすことになります。汗は成分が強いため、アトピー性皮膚炎の症状の悪化につながってしまうのです。
本当は朝練終わりにすぐにシャワーを浴びて、汗を流してしまうのが良いのですが、私立のスポーツ強豪校でもなかなかシャワールームが設置してある学校はないでしょう。
その場合は、タオルをたくさん持って行って濡れタオルで身体を拭いてきれいにするなど、なるべく早めに汗をきれいにすることが大切です。肌に刺激の少ないタイプであれば、汗拭きシートでも良いでしょう。手、足、首など直接水道で洗い流せるところは、洗ってしまった方が良いです。
きちんと汗を処理して、症状の悪化を抑えるようにしましょう。
所沢市の小児科・内科・アレルギー科・糖尿病内科 はらこどもクリニック
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