以前のブログで「糖尿病は、初期の状態では自覚症状がほとんどない」ということを書きました。「検査の病気」と言われていて、その数値で分かることが多いのです。なかなか自分では分からない糖尿病のリスクを知る目安として、ちょっと面白いツールを見つけたので、ご紹介したいと思います。
国立国際医療研究センターがWEB上で公開している「糖尿病リスク予測ツール」というものです。
https://www.ncgm.go.jp/riskscore/
これは、現在の自分の身体状況をデータで入力すると、今まで蓄積された健診データを基に、3年以内の糖尿病の発症する確率を表示できるというものです。
身長・体重・年齢・血圧などはもちろん、既往症、高血圧の薬の服用の有無、さらに血液検査のデータを入力することで、より正確な予測を導くことができます。例えば、空腹時の血糖値・コレステロール、γ-GTPの数値等を入力します。
国立国際医療研究センターが公開しており怪しいものではありませんし、無料で、名前・住所・電話番号等の個人情報は入力する必要はありません。あくまで予測ツールですが、自分自身の身体の状態、糖尿病のリスクを知っておくという点では1度試してみるのも良いのではないでしょうか。
おそらくこれから春先にかけて、会社の健診を受ける時期になるかと思います。血液検査のデータをもらったら、やってみてはいかがですか?
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