月別アーカイブ: 2017年11月

おねしょは何歳まで? その1

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親御さんが悩まれることのひとつに「おねしょ」がありますね。昼はすぐに外れても、夜寝る時には、なかなかおむつを卒業できないという場合も少なくありません。今は紙おむつの質も良くなり、おねしょをしても違和感が少ないことも、おねしょの原因のひとつかもしれません。

おねしょは、多くの場合、病気というわけではないので、自然とおさまるのを待てばよいと思うのですが、やはり小学校に入ったりすると、子供本人の気持ちも含め、色々と難しい問題も出てきます。

まず、おむつを外すトレーニングについてですが、アメリカの小児科学会では、2歳前に始めないように勧告を出しています。そのことがトラウマとなって、かえっておむつが外れるのが遅くなるということが分かっているからです。

おねしょをした時に子供を叱ることも良くありません。「おねしょは悪である」、「おねしょをした子供は悪い子である」というメッセージになり、子供の自尊心を傷つけてしまいます。自尊心が傷ついた子供がおおらかに、希望をもって育つことは難しくなります。おねしょは必ず治る、仕方がないこととと親も子も受け入れていることも大切なのです。

では、何歳までにおねしょがおさまらなかったら、治療を考えた方が良いのか?という問題ですが、これには明確な年齢はありません。おねしょの原因は、明確には分からない事も多く、身体的なことだけではなく、精神的なことも大きく関係しているからです。

相談が多いのは、5・6歳の小学校に上がる頃です。5歳で約15%のお子さんが、おねしょをしているという統計があります。そして小学校高学年になったタイミングです。学校行事で林間学校や修学旅行に行くまでに、おねしょを治しておきたいという希望が多いからです。

次回はおねしょの治し方についてご紹介しようと思います。

所沢市の小児科 はらこどもクリニック

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町2-1379
診療時間 午前 8:40〜12:00  午後 15:00〜18:00
受付時間 平日 8:30〜18:00  土曜日 8:30〜12:00
休診日 日曜日 祝日 (年末年始 お盆休みあり)

発熱あれこれ「熱は冷やさない!」

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だいぶ秋も深まってきて、いよいよ冬の到来もすぐそこまできていますね。空気も乾燥してくるので、子供たちが感染症にかかり、熱を出すことが多くなってきます。ということで今回は「発熱」について書いてみたいと思います。

まず熱が出たときの対処法ですが、基本的に体を冷やすことをしてはいけません。熱が上がるのは、体内に侵入したウイルスや細菌を殺すための防御反応です。体が熱を上げようとしているときに冷やしてしまうと、体はもっともっと熱を上げようとしてしまいます。結果発熱が重くなり、熱痙攣などを起こす可能性も出てきてしまいます。熱が上がっている状態の時には、体を冷やさないで温めてあげるのが基本です。

熱が上がっているときには、子供は寒がり、震えも出ます。そして体は熱いのに手足は冷たくなっているのが特徴です。熱の状態をしっかりと見極めてあげましょう。

今の親御さんたちが子供の頃は、熱と言うと氷枕や氷嚢をおでこに当てるというような事をされたと思いますが、これはやらないであげてください。ちなみにヨーロッパでは昔から熱があったら水風呂に入れるという習慣があるようですが、これは医学的に否定されています。絶対にNGです(笑)

熱が上がりきると、今度は汗が出て子供は暑がるようになります。こうなったら少し涼しくしてあげましょう。また汗をかくので、肌着を替えたり、脱水症状にならないように水分をこまめに摂ることも大切です。この状態の時には、おでこに冷却シートなどを貼ってやっても構わないでしょう。暑がっているのでひんやりとして気持ちが楽になるかもしれません。ちなみに冷却シートには熱を下げるほどの効果はないので、そちらは期待しないようにしてくださいね。あくまで気持ちの問題です(笑)

子供の発熱は、頻繁に起こるからこそ、その対処を知っていて損はありません。今後も発熱については色々とご紹介していきたいと思います。

 

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お子さんに何かあったらまず小児科に!

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はらこどもクリニックでは、患者さんに「お子さんに何かあったらまずは小児科医に来てください」ということをお伝えしています。それは、小児科が「子供の健康をトータルで診ることができる総合医」だからです。小児科医というと内科医的な捉え方をされることが多いのですが、実際には、子供に関する様々な症状について勉強しています。

お子さんが何らかの症状を発症したとき、何科に行くかというのは、親御さんが悩まれることのひとつだと思います。いわゆる風邪や熱の場合には、まず小児科という判断をする方が多いのではないかと思います。対して、「じんましんが出た」・「皮膚がかぶれている」・「目が赤い」というような場合には、専門科である皮膚科や眼科に行かれる方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には皮膚や眼などの症状でも小児科で対応できることがほとんどなのです。例えばじんましんでは、子供の場合、多くはアレルギー性ではなく、身体の調子を崩したことで発症します。皮膚ではなく、全身の病気の一部の可能性もあります。また、いわゆる「プール熱」と言われるアデノウイルスの感染では、症状のひとつとして結膜炎や目やにがあります。もちろん小児科医は、これらの症状に対して、塗り薬や点眼薬を処方することが出来るわけです。

はらこどもクリニックの患者さんの中にも、じんましんが出たから皮膚科に行って、風邪の症状もあったので、その後で来たという方や、眼科に行ったものの小児眼科に明るい先生ではなく、小児科に行くよう言われて来たという方がいらっしゃいました。つまり病院のハシゴ状態です。これでは、時間的にも身体的にも負担がかかってしまいます。医者が言うのもなんですが、病院に来る回数は少ないほうが良いのです。

子供になにかあったら、まずはかかりつけの小児科医に相談してみてください。はらこどもクリニックでは、子供の総合医として、しっかりと診断をさせていただきます。そのうえで診断の結果、より高度な検査や、専門医の判断を仰ぐ必要があれば、きちんと信頼できる病院に紹介をさせていただきますのでご安心ください。

所沢市の小児科 はらこどもクリニック

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